宮崎キネマ館
【宮崎キネマ館】11月のオススメ映画情報🎥
[2025-10-30]

『ヒポクラテスの盲点』
【上映日:10月31日(金)より公開!】
2025年/日本/
監督:大西隼
プロデューサー:杉田浩光、杉本友昭、大西隼
撮影:井上裕太
(C)「ヒポクラテスの盲点」製作委員会
新型コロナワクチンによる後遺症の影響に、多角的な視点から迫ったドキュメンタリー。
新型コロナウイルス蔓延という未曾有の危機を経て国の感染症対策は変化を重ねてきたが、従来のワクチンとは異なる新技術で開発された新型コロナワクチン(mRNA遺伝子製剤)による後遺症被害が問題となっている。過去に例のない「新薬」の認可と流通には、医学の盲点や限界のみならず、不都合な事実に目を向けさせないようにするデータのトリックや政府への忖度など、日本社会が抱える問題が集約されていた。そんな中、新型コロナワクチン後遺症の影響を科学的に究明しようとする医師たちがいた。

『旅と日々』
【上映日:11月7日(金)より公開!】
2025年/日本/89分
監督:三宅唱 出演:シム・ウンギョン、河合優実、髙田万作、堤真一、他
(C)2025「旅と日々」製作委員会
行き詰まった脚本家が旅先での出会いをきっかけに人生と向き合っていく様子を描いた三宅唱監督最新作。
強い日差しが注ぎ込む夏の海。ビーチの似合わない夏男がひとりで佇んでいたところ、影のある女・渚に出会う。翌日、ふたりは再び浜辺で会い、大雨が降りしきる中、海で泳ぐのだった。
つげ義春の漫画を原作に李が脚本を書いた映画を、大学の授業の一環で上映していた。上映後に感想を問われた李は、「私には才能がないなと思いました」と答える。執筆に行き詰まって旅に出た李は、雪荒ぶ旅先の山奥でおんぼろ宿に迷い込む。やる気の感じられない宿主のべん造は、李を夜の雪原に連れ出す。

『揺さぶられる正義』
【上映日:11月7日(金)より公開!】
2025年/日本/129分
監督:上田大輔
出演:秋田真志弁護士、赤阪友昭、他
(C)2025カンテレ
多くの冤罪を生んだ「揺さぶられっ子症候群」事件を追ったドキュメンタリー。
2010年代、赤ちゃんを激しく揺さぶり脳に重度の損傷を負わせる「揺さぶられっ子症候群(SBS)」の疑いで、親が逮捕される事件が相次いだ。幼い命を守るという使命感のもと診断にあたる医師たちがいる一方で、刑事弁護人と法学研究者による「SBS検証プロジェクト」が立ち上がる。プロジェクトのメンバーは無実を訴える家族に寄り添い、事故や病気の可能性を徹底的に調査。「虐待をなくす正義」と「冤罪をなくす正義」は激しく衝突し、やがて無罪判決が続出する前代未聞の事態へと展開していく。

『ピアノフォルテ』
【上映日:11月7日(金)より公開!】
2023年/ポーランド/89分
監督:ヤクブ・ピョンテック
製作:マチェイ・クビツキ
(C)Pianoforte
世界最古かつ最高峰の舞台であるショパン国際ピアノコンクールに挑むピアニストたちに迫ったドキュメンタリー。
ショパンの出身国であるポーランドで、5年に1度開催されているショパン国際ピアノコンクール。出場するだけで名誉なことで、入賞すればその後の成功が約束されるとあり、世界中の若きピアニストたちがその頂点を目指している。2人の日本人が入賞を果たした2021年・第18回大会の舞台裏を追い、コロナ禍で1年延期となった大会に臨む6人の出場者を取材。国籍も育った環境も異なる6人が、それぞれ葛藤や苦悩を抱えながらも全身全霊をかけて競技に挑む姿を映し出す。
