宮崎キネマ館
【宮崎キネマ館】5 月のオススメ映画情報🎥
[2025-04-25]
『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』
【上映日:4月25日(金)より公開!】
2024年/ノルウェー、パレスチナ/95分
監督:バゼル・エイドラ、ユーバール・アブラハム、ハムダーン・バラール、ラケル・ゾール
(C)2024 ANTIPODE FILMS. YABAYAY MEDIA
破壊される故郷を撮影するパレスチナ人青年と、彼の活動を支えるイスラエル人青年の友情を、2023年10月までの4年間にわたり記録したドキュメンタリー。パレスチナ人居住地区マサーフェル・ヤッタで生まれ育ったバゼル・エイドラは、イスラエル軍による占領が進む故郷の様子をカメラに収め、発信してきた。そんな彼のもとに、自国政府の非人道的な行為に心を痛めるイスラエル人ジャーナリストのユーバール・アブラハムが訪ねてくる。同じ思いで行動をともにし、立場を越えて対話を重ね、友情が芽生えはじめる。しかし軍の破壊行為は過激さを増し、彼らが撮影する映像にも痛ましい犠牲者の姿が増えていく。
『教皇選挙』
【上映日:4月25日(金)より急遽公開!】
2024年/アメリカ・イギリス合作/120分
監督:エドワード・ベルガー
出演:レイフ・ファインズ、スタンリー・トウッチ、ジョン・リスゴー他
(C)2024 Conclave Distribution, LLC.
全世界14億人以上の信徒を誇るキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者で、バチカン市国の元首であるローマ教皇が亡くなった。新教皇を決める教皇選挙「コンクラーベ」に世界中から100人を超える候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の向こうで極秘の投票がスタートする。票が割れる中、水面下でさまざまな陰謀、差別、スキャンダルがうごめいていく。選挙を執り仕切ることとなったローレンス枢機卿は、バチカンを震撼させるある秘密を知ることとなる。
『104歳、哲代さんのひとり暮らし』
【上映日:5月2日(金)より公開!】
2024年/日本/94分
監督:山本和宏
出演:石井哲代、他
(C) 「104歳、哲代さんのひとり暮らし」製作委員会
広島県尾道市の自然豊かな山あいの町にある一軒家で、100歳を超えてひとり暮らしを続ける石井哲代さんの日々を見つめたドキュメンタリー。彼女は小学校の教員として働き、退職後は民生委員なども務めてきた。83歳で夫を見送って以来、めいや近所の人々と助け合いながら過ごし、年齢を重ねて思うようにいかないことが増えても、自分を上手に励まし自由な心で暮らしをしなやかに変えていく。その前向きでユーモアあふれる言葉の数々を紹介した書籍はベストセラーとなった。彼女の101歳から104歳までの日々にカメラを向け、老いて楽しく生きるヒントにあふれた暮らしを映しだしていく。
『マリア・モンテッソーリ 愛と創造のメソッド』
【上映日:5月2日(金)より公開!】
2023年/フランス・イタリア/99分
監督:レア・トドロフ
出演:ジャスミン・トリンカ、レイラ・ベクティ、ラファエル・ソンヌビル=キャビー、他
(C) Geko Films - Tempesta - 2023
世界的に広がる「モンテッソーリ教育」の生みの親マリア・モンテッソーリの人生を映画化。1907年に「子どもの家」を開設するまでの苦悩に満ちた7年間を描く。20世紀初頭のローマ。マリアはフランスの有名な高級娼婦リリと出会う。娘の学習障害が公になることを恐れたリリは、パリから逃げてきたのだった。この時マリアはすでに画期的な教育法の基礎を築いており、リリはマリアを通して、障がいを抱える子どもではなく強い意志と才能を持つ1人の人間として、娘の本来の姿を理解していく。マリアに共鳴したリリは、男性中心社会の中で苦闘する彼女の野望の実現に手を貸すが…。
