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宮崎キネマ館

【宮崎キネマ館】7月のオススメ映画情報🎥

[2025-07-15]

   

『太陽(ティダ)の運命』

【上映日:7月18日(金)より公開!】
2024年/アメリカ/88分
監督:デビッド・ゼルナー、ネイサン・ゼルナー
出演:ライリー・キーオ、ジェシー・アイゼンバーグ、ネイサン・ゼルナー、他
(C)2025 映画「太陽の運命」製作委員会

沖縄戦後史を描いた『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』の佐古忠彦監督最新作。沖縄本土復帰後の沖縄県知事、大田昌秀と翁長雄志の姿を通して、沖縄現代史に切り込んだドキュメンタリー。政治的立場は正反対でありながらも、ともに県民から幅広い支持を集め、保革にとらわれず県政を運営した2人の「ティダ」(太陽の意。遥か昔の沖縄で首長=リーダーを表した言葉)は、知事として何を目指し、何と闘い、何に挫折し、そして何を成したのか。彼らの人生に関わった多くの人々の貴重な証言を交え、人間的な魅力にも光を当てながら、不屈の闘いを描きだす。

 

『メガロポリス』PG12

【上映日:7月18日(金)より公開!】
2024年/アメリカ/138分
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:アダム・ドライバー、ジャンカルロ・エスポジート、ナタリー・エマニュエル、他
(C)2024 CAESAR FILM LLCALL RIGHTS RESERVED

巨匠フランシス・フォード・コッポラが40年をかけて構想したSF叙事詩。アメリカをローマ帝国に見立てた大都市ニューローマを舞台に、理想の新都市メガロポリスを通じて未来への希望を描き出す。
21世紀、アメリカの大都市ニューローマでは、富裕層と貧困層の格差が社会問題化していた。新都市メガロポリスの開発を進めようとする天才建築家カエサル・カティリナは、財政難のなかで利権に固執する新市長フランクリン・キケロと対立する。さらに一族の後継を狙うクローディオ・プルケルの策謀にも巻き込まれ、カエサルは絶体絶命の危機に陥る。

『かたつむりのメモワール』

上映日:7月18日(金)より公開!】
2024年/オーストラリア/94分
監督:アダム・エリオット
声の出演:サラ・スヌーク、コディ・スミット=マクフィー、ニック・ケイヴ、他
(C)2024 ARENAMEDIA PTY LTD, FILMFEST LIMITED AND SCREEN AUSTRALIA

オスカー受賞監督が8年の製作期間をかけて贈りだす、感動の手作りストップモーションアニメ。1970年代のオーストラリア。母親は出産と同時に亡くなり、病気がちで学校ではいじめっ子の標的にされるグレースだったが、いつも守ってくれる頼もしい双子の弟ギルバートと、愛情深くひょうきんな父が側にいてくれた。しかし父も突然亡くなってしまい、グレースとギルバートは別々の里親の元で暮らすことに。寂しさのあまりカタツムリを集めることだけが心の拠り所だった。そんなグレースは、個性豊かな人々との出会いと絆を通して少しずつ生きる希望を見出していく…。

『突然、君がいなくなって』PG12
2024年/アイスランド/80分
監督:ルーナ・ルーナソン
出演:エリーン・ハットル、ミカエル・コーバー、カトラ・ニャルスドッティル、他
(C)Compass Films,Halibut,Revolver Amsterdam,MP Filmska Produkcija,Eaux Vives Productions,Jour2Fete,The Party Film Sales
最愛の人を失いながらも、その悲しみを誰にも打ち明けられない女性が行き場のない気持ちに翻弄される姿を描いた、アイスランド製の人間ドラマ。
レイキャビクの美術大学に通うウナには、ディッディという大切な恋人がいる。しかし彼には遠距離恋愛をしている長年の恋人クララがいるため、ウナとの関係は周囲に隠している。ある日、ディッディはクララに別れを告げにいくと家を出るが、その途中で事故に巻き込まれ帰らぬ人となってしまう。誰にも真実を語ることができないまま、愛する人を失った悲しみをひとり抱えるウナの前に、何も知らないクララが現れる。