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宮崎キネマ館

【宮崎キネマ館】9月のオススメ映画情報🎥

[2025-09-02]

『骨なし灯籠』
【上映日:8月29日(金)より好評上映中!】
2023年/日本/108分
監督:木庭撫子
出演:水津聡、まひろ玲希、高山陽平、たむらもとこ、他
(C)熊本やまが映画プロジェクト
熊本県山鹿市を舞台に、妻を亡くして深い喪失感を抱える男性の再生を描いた人間ドラマ。
元美術教師の市井祐介は亡き妻ゆかりの骨壺を抱え、死に場所を探してさまよい、古き時代のたたずまいを残す、熊本豊前街道の温泉町・山鹿にたどり着く。町には夏に行われる「山鹿灯籠まつり」のポスターが貼られており、そこに描かれた「灯籠娘」に妻の面影を見る祐介。やがて灯籠師見習いの直樹に誘われて働き始めた祐介だったが、1年が過ぎ、妻の三回忌を迎えても喪失感と孤独感が拭われることはなかった。町を出ようと決めた祭りの日、ゆかりの双子の妹だという、あかりという女性が現れる。

『アイム・スティル・ヒア』PG12
【上映日:8月29日(金)より好評上映中!】
2024年/ブラジル・フランス/137分
監督:ウォルター・サレス
出演:フェルナンダ・トーレス、セルトン・メロ、フェルナンダ・モンテネグロ、他
(C)2024 VideoFilmes/RT Features/Globoplay/Conspiracao/MACT Productions/ARTE France Cinema
1970年代の軍事政権下のブラジルで実際に起きた、政権の理不尽な拷問による元議員の死と、遺された彼の妻子が歩んだ道を描いた政治ドラマ。
1971年ブラジルのリオデジャネイロ。軍事独裁政権に批判的だった元下院議員のルーベンス・パイバが、供述を求められて政府に連行され、そのまま行方不明となる。残された妻のエウニセは、5人の子どもを抱えながら夫が戻ってくることを信じて待つが、やがて彼女自身も拘束され、政権を批判する人物の告発を強要される。釈放された後、エウニセは軍事政権による横暴を暴くため、また夫の失踪の真相を求め、不屈の人生を送る。

『入国審査』
【上映日:9月5日(金)より公開!】
2022年/スペイン/77分
監督:アレハンドロ・ロハス、フアン・セバスティアン・バスケス
出演:アルベルト・アンマン、ブルーナ・クッシ、ベン・テンプル、ローラ・ゴメス、他
(C)2022 ZABRISKIE FILMS SL BASQUE FILM SERVICES SL SYGNATIA SL UPON ENTRY AIE

移住のためアメリカへやって来たカップルを待ち受ける入国審査での尋問の行方を緊迫感たっぷりに描いた、スペイン発の心理サスペンス。
スペインのバルセロナからニューヨークに降り立ったディエゴとエレナ。エレナがグリーンカードの抽選で移民ビザに当選し、事実婚のパートナーであるディエゴとともに、新天地での幸せな生活を夢見てやって来た。しかし、入国審査でパスポートを確認した職員は2人を別室へ連れて行き、密室で拒否権なしの尋問が始まる。予想外の質問を次々と浴びせられて戸惑う彼らだったが、エレナはある質問をきっかけにディエゴに疑念を抱きはじめる。

『大統領暗殺裁判 16日間の真実』
【上映日:9月5日(金)より公開!】
2024年/韓国/124分
監督:チュ・チャンミン
出演:チョ・ジョンソク、イ・ソンジュン、ユ・ジェミョン、他
(C)2024 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & PAPAS FILM & OSCAR10STUDIO. A
1979年10月26日のパク・チョンヒ大統領暗殺から12月12日の軍事クーデターに至る一連の事件に巻き込まれた3人の男たちの姿を描いた史実に基づくサスペンス。
勝つためには手段を選ばない弁護士のチョン・インフは、大統領暗殺事件に関与した中央情報部部長の随行秘書官パク・テジュの弁護を引き受ける。軍人であるパク・テジュは、軍法裁判にかけられ、最初の公判からわずか16日後に最終判決が下されることになっていた。しかし、この裁判は後に軍事クーデターを起こす巨大権力の中心人物、合同捜査団長チョン・サンドゥによって不正に操られていたことが明らかとなる。